Category

中東の食文化

中東の食文化の記事一覧。料理を入口に、土地の気候、交易、保存技術、人の移動を資料からたどります。

3件の記事

このテーマの記事

金色に焼けた薄い層が見える、四角く切り分けられたバクラヴァ

バクラヴァは、なぜあれほど薄い生地を重ねるのか

破れそうな生地を幾層も重ねるバクラヴァ。その手間は、巨大な宮廷厨房の分業、ラマダーンの儀礼、都市の菓子店へ続く職人教育によって受け継がれた。蜜の正体と生地の役割をたどり、家庭向けの再現法も考える。

執筆日:

皿に円形に盛られ、中央をくぼませて仕上げたフムス

「フムス」は料理名より先に豆の名だった話

ひよこ豆、タヒニ、レモン、にんにく。材料の短いフムスは、わずかな配合差に土地の輪郭を映す。中世の類似料理から近代の料理書、帰属をめぐる議論まで、一皿が国境からはみ出す過程をたどる。

執筆日:

白い皿に盛られた、表面が狐色から褐色に焼けた円形のタフディーグ。作者Ron Diggity、CC BY 2.0。

鍋底の焦げを、いちばん先に取り分ける理由

米をいったんゆで、湯を切り、もう一度鍋で蒸す。イランの炊飯がつくるのは、ほどける米粒と、限られた鍋底から切り分けるタフディーグだ。焦がすことと、香ばしい層を設計することの境目をたどる。

執筆日: